みんなで中華街ランチを @ 中華料理 南粤美食 (なんえつびしょく)
横浜中華街で最近注目のお店の 南粤美食 (なんえつびしょく)です。場所は、ローズホテル横浜の向かいになります。お店の外観はこんな感じです。赤を基本の配色が、現地っぽいですね。
一階が入口に厨房、カウンターと若干のテーブル席です。二階が広めの客先になっているようです。
お店の前の黒板がこちらです。これはランチだけのメニューでしょう。内容は日によって変更になるみたいです。特に気になるのは、Aの腸詰めと鶏肉の釜飯です。説明には、「香港でならんででも食べたくなる絶品釜飯」と書いてあります。
釜飯といっても日本の釜飯とは違って、一人分の土鍋にご飯を入れて火をかけて、上にいろんな具をのせた料理だと思われます。シンガポールのホーカーとかフードコートでもよく見かける料理のことと思われます。 向かいのローズホテルはこんな感じです。なので、お店は見つけやすいですね。
お店の前には、水餃子にワンタンスープ、オーナーシェフ 故郷の美食 東江鹽焗鷄(丸鶏の塩蒸し焼き)半羽で600円 一羽で1200円と書かれています。
全員が集合したので、お店に入りましょう。この日は席だけを予約していました。さっそく厨房で、丸鶏の塩蒸し焼きが出来上がっているところを撮影です。

予約をしているので二階の円卓へと案内されました。壁のメニューはこちらです。左側はお店の外の看板と同じ内容のようです。右側はランチの定番みたいなものかな。一番下は、左のAと同じですね。
メンバーが5名いるので、ランチやおすすめの一品料理を選んで、みんなでシェアすることにしました。
東江鹽焗鷄(丸鶏の塩蒸し焼き)半羽 600円(税込)
まずは先ほど一階で見かけたお店の看板メニューです。これで半羽になります。もちろん、5人で取り分けます。
鶏の皮が黄色ですね。作り方を調べると、蒸した鶏肉を紙で包んで、塩の山に入れておくとか? うーむ、変わった作り方ですね。出てくるときに、豪快に骨ごとカットしてあります。
味わいは、同じ骨付きの鶏肉でも、海南鶏飯の鶏肉とも違いますね。肉がしっとりというより、みっしりという感じです。味付けはやはり塩気が強めです。もちろん、骨が多くて食べにくいけど、やはり骨の周りは美味しい。
名前は焼いた鴨になっていますが、家鴨(アヒル)の炭火焼きです。出てきたときには、お皿の下にたれが溜まっていました。みっしりとした肉付きで皮目もなかなか美味しいです。味付けは八角系の香りが強めなので、それが苦手な人にはおすすめできません。
香港や台湾、シンガポールでも家鴨はポピュラーな食材ですが、日本ではあまり人気はないですね。中華街にくると、出しているお店がそこそこあるので、チャンスがあると狙っています。
お店の女性店員さんが、干していた肉を見せながらすすめてきた料理です。豚肉を干した干し肉はバラ肉を使っているみたいで、見かけはベーコンのような感じでした。それと、セロリ、キノコを炒めています。野菜も摂らないといけませんから、ちょうどいいですね。
干し肉そのものにけっこうな癖があるので、これまた苦手な人はダメでしょう。私はこのへんは平気なので美味しくいただきました。でも、おススメするかと言われると、微妙かな。
大き目の丼でやってきたので、これもシェアしていただきます。上にのっている黄色い野菜は、黄ニラと思われます。つるりとしたワンタンで、スープもなかなか美味しい。
オーソドックスな味付けですが、黄ニラの風味もあって美味しくいただきました。
ランチメニューから選びました。炊き込みご飯だったり釜飯だったり表記はいろいろですが、こういう土鍋に一人分のご飯が入っていて、上に具がのっています。こちらは味付けした骨付きのスペアリブと青梗菜ですね。スペアリブの味付けは甘辛い感じで、ちょっと八角の香りもします。
注文してからそこそこ時間がかかったので、お米からこの土鍋で炊いているのかな。たいていのお店では時間短縮のために、炊き上げておいたご飯を土鍋によそって、火にかけていることが多かったです。
(追記) その後、再訪問したときに確認したら、ちゃんと注文を受けてお米から炊いていました。
土鍋の底のほうには、ほどよい加減のおこげが出来ていました。きれいな写真が撮れなかったのが残念です。

こちらもランチメニューからの一品です。甘めの味付けの腸詰めに鶏肉がのっていて、こちらも野菜は青梗菜です。本来はこれで一人分のランチなのですが、もうちょっと具がたくさんだと嬉しいかな。
もっとも、この料理は調理に時間と手間がかかるし、コンロの数がたくさん必要になります。火加減と時間を間違えると、おこげが真っ黒になったり出来なかったします。そのためか、日本で提供してくれるお店は少ないですね。そう考えると、このお値段でいただけるのはありがたいことでしょう。
こちらもお店の前に掲示されていた料理です。茹でたての熱々の餃子で、厚めの皮のなかにあんが入っています。添えられていたたれをつけていただきましょう。
半分に割った中身はこんな感じです。ニラがたっぷりと入っているのがわかりますか。

こちらはランチについてくるスープのようです。本来はふたつだと思いますが、人数分の5つ出てきました。なので、一人ひとつづつでいただきます。
ちょっと癖があったり、変わった料理を出してくるお店でした。こういうお店が存在するところが、中華街のいいところですね。
お店に訪問前に街を歩いていると、こんなトラックも見かけましたよ。
まんぞくなお昼ご飯をいただいて、夜へと続きます。
お店の情報
中華料理 南粤美食 (なんえつびしょく)
住所 神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
電話番号 045-681-6228
定休日 不定休
営業時間 11:30~23:30 (LO)
駐車場 なし 周辺にコインパーキングあり
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