懐かしい味を求めて@馬来西亜マレー
相模原から祖師谷大蔵まで、すけさぶろうさんのニューマシーンで移動です。祖師谷大蔵駅からの細い道でも、この車なら怖くありません。ってなにが?
近くのコインパーキングに駐車して、お店の前へ移動です。

世田谷の住宅街の一角にあります。なんだか、民家のような作りで、飲食店っぽくありません。元は東南アジアの雑貨店としてスタートしたと聞いて、納得です。右側のドアが入り口です。

この日のもう一人のメンバーの hiropynaさん とは、お店での待ち合わせです。私は初対面ですが、すけさぶろうさんはすでにお会いしているそうです。二人でお店の外観写真を撮影していると~
駅のほうからやってくる人がいます。わかるかな。

おお、速いぞ。

鋭い走りです。一時停止も、なんのその~

走る~ 走る~ おれたち、

そして 感動のゴ~~~ル! 駅から走ってきたようです。hiropynaさん、はじめまして~ 私がてつあんです。

ちょうど予約の時間になりましたので、3人で店内へ。hiropynaさんは、地元ということで何度も 訪問しているお店 のようです。予約席についてぱちり。テーブルは5卓くらいありますが、空いているテーブルもこの予約の札が置いてありました。たしかに人気店のようです。

メニューの写真は、多すぎるので省略です。マレーシア、タイ、インドネシアなどの料理をベースにした創作料理のようで、料理の種類は豊富です。
店内の様子もしゃれていて、野郎3人向けではないなあ。女性連れでいきたい雰囲気ですね。

注文するものは、すでに決めていました。バクテーのライスつきです。
バクテーとは、肉骨茶と書かれるマレーシアやシンガポールのローカルフードです。もともとは、船の荷役などをする苦力(クーリエ)の朝食として食べられていたものです。骨付きの豚肉とニンニクを、中国茶と薬草で煮たものです。これは朝から力がつくでしょう。
スープは白系と黒系があり、お店によってバリエーションがあります。中国醤油や胡椒で味付けがされていますが、外観よりもあっさりしているのが多いです。豚肉はあばら骨つきが良く使われていて、肉が骨からするりと取れるくらい煮込まれています。ニンニクは房ごと入っています。朝食メインの料理なので、朝と昼のみ営業のお店が多かったと思います。
タイ米のライスや豚の内臓の煮込みなどと一緒に食べることが多いです。また、やかんでの出されるお湯と中国茶も欠かせないアイテムです。レストランよりも屋台で味わう料理ですね。豚肉を使っているので、マレーやインドネシアのイスラム教徒が食べることはありません。もっぱら中華系の人の食べ物です。
シンガポールの赴任中は、あちこちの屋台のお店で食べた懐かしい料理です。久々に味わえる期待が膨らみます。
バクテー・ハビ・ライス 1000円

左がメインのスープで、右がライスです。黒いスープの真ん中に、豚肉の塊がみられます。

かなり大き目のお肉ですが、骨付きではないようです。マッシュルームと椎茸がたくさん入っています。ニンニクの姿は見えません。現地でもかなりバリエーションの多いバクテーですが、これはそれらともかなり違うあっさり目の味付けです。

かなり日本向けにアレンジされています。ちょうど、インドのカレーと日本のカレーくらいの違いかなと感じました。オリジナルのバクテーはとても女性向けの料理とは思えないので、こういう形になったのかな。
このお店は創作料理をうたっているので、東京の世田谷向けの料理にアレンジしたようです。これはこれでありですね。
テーブルに置かれた壷に入っていたチリパディです。これは、あちらの唐辛子を刻んで、醤油とニュクマムに漬けたものです。ライスに加えていただきます。こちらでは小さく切られていましたが、辛さは本物でした。そうとう辛いので、初めて使う人は注意して使いましょう。うーん、懐かしい。

シンガポールでは単にチリと呼ばれて、輪切りの唐辛子を酢漬けや醤油漬けにしています。これまたお店によりバリエーションがありました。
こちらは、hiropynaさんが注文したグリーンカレーライスです。タイカレーのグリーンカレーがベースのようです。辛党マニアだけあって、激辛にしてもらっていました。一口いただきましたが、なかなか美味しいです。

すけさぶろうさんの注文したイスパハーニ・ライスです。具が大きいというフレーズを思い出してしまいます。

具の大きさを撮影しやすくレイアウトしているかと思いましたが、どうやら意図は違うようです。携帯の写真メール撮って、わざわざ送っているようです。理解してくれたようで、大笑いの返事が返ってきたようです。

みんなでシェアしたバタープローンです。殻つきの海老が揚げられています。バターの風味が効いてパリパリしていています。殻ごと食べられて美味しい。

現地そのものの料理ではありませんが、お洒落な感じの美味しそうな創作料理のお店でした。
このあと一行は、世田谷の次なる目的地へと移動します。
お店の情報
創作料理 馬来西亜マレー
住所 東京都世田谷区祖師谷4-21-1
電話 03-3484-0858
営業時間 11:30~15:00 17:30~21:00
定休日 毎週 火、水、木曜日
駐車場 なし、近くにコインパーキングあり
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