頂上からの眺め @ スリランカ旅行その20
なお、この日は日本を出発して6日目です。翌日の夜便で日本に帰りました。
登ってくると突然に開けた場所にでてきます。手前の人があるあたりがライオンの足と呼ばれていて、その手前がライオンテラスという広場になっています。人が登っているルートのまんなかの部分には、かつてはライオンの頭があって、その口の部分を通って登っていったそうです。
一休みしたら、上を目指します。昔はここのライオンの頭の部分があって、今はそれがないということは~とか考えると、ぞわっとしますね。

記念撮影をやっているおねえさんとライオンの前足の爪とのツーショットです。

しかし、こんな場所にこれだけの構築物を作るとは、どれだけの労力が使われたのか。

たしかに上を見上げると、自然の岩ではなくて、加工されたのかと思われる形状になっています。

登って行った途中で下をみたショットです。広場のあるのがライオンテラスと呼ばれているライオンの爪のあったエリアです。

頂上に到着です。登っていくと頂上の部分でも一番高いあたりに到着です。そこから見た下の景色です。

かなり離れたところにある岩山を望遠レンズで撮影したりします。重たい思いをして持ってきたから、使わないとね。こちらの山もシギリヤロックと同じような岩山です。なんでも、あちらに登ってシギリヤロックを眺めることができるそうで、それなら入場料はいらないらしい。

スマホの写真だとこの風景は伝わらないと思いますが、一眼レフのカメラでも無理ですね。まあ、訪問の記念撮影をあっちこっちでやっていました。
こちらが頂上の一番高い部分です。ごらんのように石積と煉瓦で作られています。でも、建屋そのものは残っていません。

その頂上広場の高い場所から、みた風景です。「ラピュタは、本当にあったんだ」とつぶやきそうになりました。(^^)

火山のマグマが硬化してできたこの岩は、高さはおよそ200m、東西が100m、南北が180mほどだそうです。その上に、5世紀にカッサバ一世という王によって、この空中宮殿は作られたそうです。そのため、「狂気の王」と呼ばれているらしい。
宮殿があったあたりからみた庭園部分です。


この宮殿を作ったカッサバ一世は、父親の王からクーデターで権力を奪い取りました。しかし、その後弟との闘いに敗れて自殺したとのことです。

その後、宮殿は放棄されていたらしい。

かすんだ向こうの山のほうを、望遠レンズで撮影すると、湖が見えますね。

ジャングルの中にぽっかりととび出ている岩、そしてそれを宮殿にしてしまうという「狂気の王」呼ばれるのももっともです。

ちょっと雲はありましたが、ほぼ晴れていて暑い日でした。もちろん、ペットボトル入りの水を用意してきています。

ここでスコールとかにあったら、隠れる場所もないし、いやだな。そういう意味でも、午前中の訪問が好ましいでしょう。

こんな場所だと水はどうするんだろうと思ったら、ごらんのようにプールが作られていました。

プールサイドまで降りて、宮殿があったほうを見上げたショットです。

茶色の岩と煉瓦、緑色の樹々、青い空、白い雲がきれいです。

案内の看板には、Central Bathing Poolと書かれています。この場所では下から水を汲みあがることも出来ないので、降った雨を貯めておいて使ったのでしょう。
今回の旅行ではなるべく事前にあれこれと調べなかったので、自分の眼で見たときに新鮮でしたね。とくのこのシギリヤロックは一番印象に残りました。

この辺りが、この日の朝に撮影したあたりでしょうかね。

この日は午後も次の観光が予定してあります。そろそろ下へと降りましょうかね。
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